こんにちは、みなさん。
今日は茨城県神栖市にある
シーサイド道路という
不思議な道路について
お話ししたいと思います。
この道路は、一部が私有地に
なっていて、
通行料が4万円もかかるというのです。
どうしてそんなことに
なったのでしょうか?
そのいきさつを調べてみました。
通行料4万円のシーサイド道路とは
シーサイド道路は、
1970年に開通した海岸沿いの市道で、
鹿島臨海工業地帯への
アクセスを向上させる目的で
作られました。
当時はキャンプや
海水浴などで賑わっていた
そうですが、1994年にある男性が
この道路沿いの土地を購入しました。
その男性が土地を測量したところ、
驚くべきことに、土地の一部が
シーサイド道路にかかっていることが
判明したのです。
どうやら、シーサイド道路を
建設した旧波崎町(現在は神栖市と合併)が、
土地の権利関係を十分に
確認していなかったために、
このような事態になったようです。
男性は1996年に旧波崎町を
相手に裁判を起こし、2004年に
シーサイド道路の一部が自分の土地で
あるという判決が確定しました。
しかし、その後も
旧波崎町や神栖市と
男性との間で、土地の買い取り交渉は
難航しました。
提示された金額に
納得できなかった男性は、
2006年から自分の土地の付近に
バリケードを設置し、
通行する人に通行料を
請求するようになりました。
最初は500円だった通行料も、
次第に高額化し、最終的には4万円まで
跳ね上がりました。
通行料4万円という法外な
値段に驚く人も多かったでしょうが、
実際に支払わされた人もいたそうです。
また、支払いを拒否したり
無視したりする人もいましたが、
その場合は男性から
暴言や暴力を振るわれたり、
車を押されたりするトラブルも発生しました。
警察も何度も出動する事態となりました。
占いなんて信じない‼
でも利用するのはあり‼
著名な芸能人や政治家は
いつの時代も占いを大切にしてきました。
あなたも気軽に家から利用できる
100円からはじめられて
3000円分クーポンももらえる
好きな占い師に話を聞いてもらおう(通話料無料)
2023年からやっと無料で通行できるか・・・
このように長年続いてきた
シーサイド道路の問題ですが、
ついに解決の兆しが見えてきました。
2023年3月に神栖市が
地権者から土地を買い取ることで
和解が成立し、
7月10日に全面開通する予定だそうです。
買い取り金額は1900万円だったそうです。
これで通行者は迂回する
必要もなくなりますし、
地元住民や企業も喜んでいることでしょう。
シーサイド道路が
開通したらみなさんもぜひ一度行ってみてください。
海岸沿いの景色は
きっと素敵だと思いますし、
風力発電の風車も見応えがありそうです。
シーサイド道路は、
長い間トラブルの渦中に
あった道路でしたが、
これからは神栖市の魅力的な
観光スポットになるかもしれませんね。
シーサイド道路の全貌を地図で
世間の声は?
通行料4万円って
どうやって払ったんだろう
私有地はいくらで売れたのか気になります
これで交通の便がよくなりますね